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IKTT AID

FOR COVID-19 CRISIS

IKTT-AIDはコロナ禍において、布を販売し収入を得る機会を失ったIKTTをサポートする為に立ち上げられました。2023年、カンボジア内の観光客はコロナ前の約30%に留まっており、未だ不安定な運営状態となっております。その為、しばらくの間「布の購入代金の前払い」あるいは「ご寄付」という方法でのご支援をお願いいたします。

 2020年6月に開始した「IKTT-AID FOR COVID-19 CRISIS」では、沢山の方々に「クーポン購入」、および「ご寄付」を頂戴いたしました。皆さんのご支援によりIKTTは現在、活動を継続することができております。皆様も大変な時期であるにも関わらず、温かなご支援とご協力を心より感謝を申し上げます。

 

 IKTT-AIDは2020年9月30日に一旦終了いたしましたが、 今後も最低限の雇用を守りIKTTを継続させていく為に、IKTT-AIDを引き続き継続してまいります。IKTT存続のために、継続的なご協力をよろしくお願いいたします。

IKTT代表  YAN MARYNA

ヤン マリナ

IKTT代表のヤン・マリナです。私は18年以上IKTTで働いて来ました。そして2020年の今、世界的に困難な問題で、世界中がとても苦しい時期を過ごしていると思います。私達は布を販売して収入を得ていますが、観光客がいない状態が長く続いているため、IKTTも収入が大幅に減り、経営すること自体がとても厳しくなって来ました。 2017年7月3日、森本さんが亡くなってからは、皆が協力しIKTTを守って来ました。内戦でほとんど失われてしまったカンボジアの伝統を、日本人の森本さんが復活させました。ですから私達若いクメール人は古代のスタイルを知ることができました。森本さんはこの伝統を私達の世代に残してくれました。今度は私達クメール人がこの伝統を次の世代に継承できるように、皆で続けていきたいです。ご協力を宜しくお願いいたします。

VOICE

職人代表  KIM SRENG

キム スレン

私がIKTTに来た2001年から2019年まで、ここまでの困難はありませんでした。しかし現在COVID19の発生のために、今とても困難な状況にあります。IKTTは海外からの寄付や支援はありませんので、このままIKTTを続けていくことがとても難しい状況です。 私達はクメール人の誇りであるこの伝統と、IKTTを失いたくありません。そしてクメールの伝統を未来に繋げたいです。皆さんどうかIKTTに協力してください。そしてまた皆さんにお会いできる日を楽しみに、私の大切な仕事である括りを続け、美しい布を作り続けていきます。

IKTT JAPAN

IKTTの布は、幸いにも多方面から高い評価をいただいております。それは良い布を作るために「伝統の森」という環境作りから始め、外部からの支援金に頼ることなく正常な経済活動の中で生き残ることのできる商品を作り続けること、その生産体制を維持し続けることを大切にする森本さんの理念が評価されているということでもあります。 カンボジアの絹織物は、一人のアーティストが生み出した作品ではなく、歴史の中で無名の作り手がそれぞれにできる限りの努力を積み重ねてきた結果生まれた、民族の英知の結晶です。これは、誰か一人が技術を習得すれば残せるものではありません。今ある技術を最大限に生かし次世代に残すためには、布を生産する工場ではなく、「伝統の森」のような“場”が必要だと確信しています。 今般のコロナウィルスによる社会情勢の変化は、IKTTを維持するために必要な資金の唯一の収入源である商品の販売機会を奪うことになりました。このままでは、IKTTの存続は危うい状況です。IKTTのスタッフには健康被害等もありませんので商品の生産は順調です。IKTTの布に興味をお持ちいただけている方については、この機会にぜひお買い求めいただき、IKTTそしてさらにはカンボジアの伝統文化の次世代への承継のためにご支援をお願いしたいと思います。 また、現在のラインナップの中には気に入ったものがないという方については、「商品代金の前払い」という仕組みを設けましたので、こちらをご活用いただきたくお願い申し上げます。

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